第12回高校生直木賞(本選)
2025年5月28日 17時43分5月18日(日)東京都紀尾井町にある文藝春秋社本社にて、第12回高校生直木賞全国大会が開催され、本校の兵頭さんが参加しました。
本大会では地方予選から選ばれた12校の代表者と、話し合いを見守る高校生たちが会場に集結しました。
【代表校をパネラーが取り囲みます。】
大会では本物の直木賞の選考と同じ手順で最終選考に選ばれた3冊の本についてほぼ4時間連続で討議が行われました。あまりの討議のおもしろさに皆時間を忘れて没頭していました。
最終候補作
『令和元年の人生ゲーム』
『虚の伽藍』
『ツミデミック』
また、討議と同時進行でプロのイラストレーターの方たちが「グラフィックレコード」を作成してくださり、視覚的にも話合いの流れを追うことができました。
熱い議論の結果、第12回高校生直木賞は月村了衛さんの『虚の伽藍』に決定しました!
決定後には、文藝春秋の方が直接月村了衛さんに電話をされ直接お話をすることもできました。
直木賞選考会のあとは2024年度新書売上第1位の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』の三宅香帆さんと座談会や高校生同士の懇親会も開催され、文学談義に花が咲いていました。
本を愛する人間たちにとって、一生忘れられない貴重な体験をさせていただきました。今後の高校生活にもぜひ活かしていきたいです。