事前復興について考える「防災地理部」【東京大学・愛媛大学「南海トラフ地震事前復興共同研究」高校生ワークショップ】

2020年8月11日 19時23分
活動の様子

  8月11日(火)、南海トラフ地震防災に関するワークショップが行われ、本校からは1年生1名、2年生7名が参加しました。八幡浜市では一昨年度より愛媛県、宇和海沿岸市町及び東京大学・愛媛大学とともに「南海トラフ地震事前復興共同研究」の取組が進められています。南海トラフ地震発生までに、自分達はこの地域で何をしておけばよいのか。高校生の立場からこの難題を深く学び、解決策を考え、社会に向けて提案する活動を目指します。

  今回は東京大学院生(東京大学羽藤英二教授ゼミ所属)の方々、宇和島東高校、三崎高校、愛光学園の生徒の皆さんとzoomやslackを用いたリモートによるワークショップを行いました。東大院生、東大、愛媛大学教授の助言をいただきながら、事前復興プラン(大災害に備える街づくり)についてどのような方向性にするかグループ別に話合いました。まとめではそれぞれの学校から高校生として日頃感じていることや、防災・復興に向けた取組について発表がありました。本校では「空き家の調査や活用の可能性」「高齢者の避難と避難後の生活の安全性の確保」を取り組みたいこととして発表しました。

  専門的な観点から多くの知識を得ると共に、直接助言をいただくことができ、防災・事前復興の本質について深く考えられる貴重な機会となりました。

今後も「防災地理部」を中心に八高全体で、高校生の視点から地域防災・事前復興に取り組んでいきます!