受賞作品決定!第7回高校生直木賞【文芸新聞部】
2020年8月25日 09時28分8月23日(日)、文芸新聞部が選考校としてエントリーしている第7回「高校生直木賞」がZOOMを利用してリモートで開催されました。
今年は全国から32校が参加し、直近1年の直木賞候補作のうちどの作品が高校生直木賞にふさわしいのか、各校で出し合った意見を戦わせました。
午前は昨年の高校生直木賞の受賞作「熱帯」の著者、森見登美彦さんによる講演会。創作の秘話や小説を作るコツ、森見さん自身の学生時代の話などたくさんの貴重な話を聞くことができました。
午後からはいよいよ高校生直木賞の選考!
各校の代表者1名がそれぞれの意見を出し合いました。リモート開催にもかかわらず想像以上の白熱した議論に終始ワクワクが止まりません!
2チームに分かれて行った前半戦で残った3作(窪美澄『トリニティ』/大島真寿美『渦』/川越宗一『熱源』)で後半戦を行います。
後半戦も前半戦に劣らない勢いでぶつかり合う議論。各校の代表者の熱い思いが伝わってきました。
そして気になる今年の高校生直木賞受賞作は…
大島真寿美『渦』に決定しました!
大阪弁でテンポよく語られる能や狂言といった日本文化。新しい世界を味わえること間違いなしです。皆さんもぜひ手にとって見てくださいね!