事前復興について考える「防災地理部」

2021年8月2日 14時43分
活動の様子

 7月30日(金)昨年度に引き続き、南海トラフ地震防災に関するワークショップが行われ、本校からは1年生6名、2年生1名、3年生1名が参加しました。

 東京大学・愛媛大学では宇和海沿岸地域に焦点を当て「南海トラフ地震事前復興共同研究」を進めています。このワークショップでは、その一環として高校生が考える事前復興プラン(大災害に備える街づくり)の策定を、大学と連携しながら行っていきます。(「防災地理部」顧問:東京大学羽藤英二教授)

「南海トラフ地震発生までに、自分達はこの地域で何をしておけばよいのか。」この難題について深く学び、解決策を考え、社会に向けて提案することが最終的な目標です。今回はzoomやslackを用いて宇和島東高校、新居浜南高校の生徒の皆さんとリモートによるワークショップを行い、プランの方向性についてチーム別に話し合いを進めました。

 まとめでは高校生として日頃感じていることや、防災・復興に向けた取組についてそれぞれの学校から発表がありました。本校からは「発災前・発災直後・復興期における地域の情報共有」「避難拠点としての八幡浜」を仮テーマとして発表し、東大院生、東大、愛媛大学教授から指導・助言を行っていただきました。今後も「防災地理部」を中心に八高全体で、高校生の視点から地域防災・事前復興に取り組んでいきます!