総合的な探究の時間「地域防災」全体発表会【1年生】

2020年1月29日 15時37分
活動の様子

1月28日(火)7限目に総合的な探究の時間「いずしね」の全体発表会を行いました。

1次選考会で32班の中から選出された5つの班が代表プレゼンテーションを行いました。探究テーマは以下の5つです。

① 地域防災の実現のためのハザードマップ活用法

② 避難所の在り方~動物と人間が快適に過ごす~

③ 外国人の避難

④ 子どもたちの防災意識

⑤ 老若男女すべての人が快適な避難所生活を送るために

 

 ①では、個々人の状況に合わせ具体的な避難経路が示された拡大型ハザードマップや複数の災害に対応する複合型マップを提案しました。

 ②では、ペットの同伴が可能な避難所の必要性と設置の問題点、解決策について提案しました。

 ③では、ピクトグラムを活用した表示の工夫や多言語対応のハザードマップの策定について提案しました。

 ④では、幼児期から始める防災への意識づけとして手作り絵本を作成し、具体的な方法を示しました。

 ⑤では、八幡浜高校での避難所設営体験のプランを作成し具体的な体験内容を示しました。

 

 発表会には愛媛大学から山本浩司教授(防災情報研究センター)、八幡浜市役所から宮本貴史様(総務企画部危機管理・原子力対策室)、矢野智也様(総務課情報システム係)、菊池千代様(地域包括支援センター高齢者相談係)の4名の方々に審査員として来校していただきました。専門的観点からそれぞれの班に対して丁寧に指導・講評をしてくださり、新たな課題発見につながる糸口を示していただきました。お忙しい中、来校いただきありがとうございました。

 

 今回の探究活動を通じて、物事の見方・考え方を深める方法を学ぶとともに、新たな課題を発見し、対話によって解決に向けた方策を練っていくプロセスを経験しました。探究の方法、学びの成果を次年度の探究活動につなげていきます。