歴史的思考力の育成!!(ICT端末を用いた授業実践)
2021年5月25日 15時27分こんにちは、地歴公民科です。
本日は授業の様子をご紹介します!
5月24日(月)
2年2組 日本史B講座において、「古墳とヤマト政権」というテーマで授業を行いました。
本講座は25名と少人数ではありますが、一人一人が活発に授業に取り組み、自らを高めようとする姿勢がひしひしと伝わってきます。
日本史Bの授業は、各単元ごとに問いを設定し、仮説を立て、立証していくという形で進んでいきます。
今回の単元では、
A:全国各地に大型の古墳があることから分かることは何だろうか?
B:なぜ、大王の墓のみ八角墳になったのだろうか?また、その時期はどのような出来事があったのだろうか?
という2つの問いに対して、生徒は仮説を立てて授業に臨みました。
この問いに対する解答を、PowerPointを用いて、「いかに他者に効果的に伝えるか」という点を意識しながらスライドを作成しました。一人一人が個性の溢れる創意工夫を凝らした発表資料を作成していました
まず、班内で発表をし、班の中で代表を決めて全体発表を行いました。
皆、自分の意見をどうしたら上手く表現し、伝えることができるのか、試行錯誤をしながら果敢にチャレンジしており、これからの伸びにかなり期待がもてる様子でした
このような活動を通して、歴史をただの語句の暗記にとどまらない、ストーリーとして捉える力の育成をしていきたいと思います。また、学んだ内容を活用して自らの意思を形成し、他者と学び合い高め合っていく環境を全力で作って行きたいと考えています。
八高生のポテンシャルの高さ、学びへの前向きな姿勢を改めて感じることができました。
ご家庭でも、学校での出来事、授業の内容などたくさんお話をしてみてください。生徒たちはきっといきいきと話すと思います。今後も生徒とともに、高め合っていけるよう精進して参ります。