本への熱い思いを語る【文芸新聞部】第8回高校生直木賞全国本選会

2021年5月31日 11時12分
部活動(文化部)

 5月30日(日)に第8回「高校生直木賞全国本選会」が文藝春秋東京本社をメイン会場にZOOMを利用したリモートで開催されました。本校は昨年度に引き続き2度目の参加です。今年は全国から32校が参加し、直近1年の直木賞候補作5作品のうちどの作品が高校生直木賞にふさわしいのか、各校で出し合った意見を戦わせました。本校でも昨年度末より部員で作品を熟読し、討議を重ねて当日に臨みました。

 午前の部は昨年の高校生直木賞の受賞作「渦 妹背山女庭訓魂結び」の著者、大島真寿美さんによるトークショー。貴重な創作秘話、大島さんの高校生時代のエピソード、また小説を書く人たちに向けての熱い思いをお話しいただき、部員一同、今後の活動に向けてとても励まされました。

 午後からはいよいよ高校生直木賞の選考!

各校の代表者1名がそれぞれの意見を出し合いました。昨年同様、白熱した議論が展開。2グループに分かれて行った前半戦で残った2作(加藤シゲアキ『オルタネート』/伊吹直喜『雲を紡ぐ』)で後半戦を行いました。後半は32校での討議。代表者の熱い思いをぶつけ合いました。4時間にも及ぶ討議の結果、気になる今年の高校生直木賞受賞作は…なんと、同票で2作品ともに受賞!

高校生直木賞初めてのことだそうです。

それほどに魅力的なこの2作品。皆さんの心にも響くと思います。是非、読んでみてください!